アメリカ合衆国デラウェア州ニューカッスル、2017年3月1日 – TAインスツルメントは、800プラットフォームに対応する新型膨張計、DIL 820、DIL 830、ODP 860の3台を発表しました。3台の機器はそれぞれ、TA独自のTrue Differentialテクノロジーを採用し、最も近い競合他社のシステムと比較して10倍の計測精度を実現。熱解析におけるテクノロジーリーダー、そしてグローバルリーダーとしてのTAの地位を確立するものです。
最大1nmの分解能でサンプルを解析する特許取得済みの光学センサーを搭載しています。各システムは、最適な温度制御を約束し、テスト間のダウンタイムを短縮する高速で温度勾配のない炉を備えています。
TAの膨張計は、ダイナミックな熱イベントによる検体の寸法変化を測定するために設計された高精度システムです。材料科学、セラミックス、金属などの幅広い分野で使用されます。研究環境と生産管理プロセスのいずれの環境にも適しています。
「市販されている製品の中では最も高品質な膨張計です」と、TAインスツルメントの高温製品マネージャーを務めるPiero Scotto氏はコメントしています。「新しいシステム設計は、各機器の核となる差別化テクノロジーを組み合わせ、この分野での新しい市場リーダーとしての地位を確立しています。TAインスツルメントは、パフォーマンスのニーズや予算に関わらず、すべてのユーザーの要件を満たす幅広い種類の膨張計を提供しています」。
新しいプラットフォームは、高精度な寸法変化を測定する高解像度の水平プッシュロッド膨張計ファミリーのDIL 830、正確な焼成研究を行う垂直プッシュロッド膨張計のDIL 820、検体の非接触試験を行うマルチモードの光学膨張計プラットフォームODP 860で構成されています。
TAインスツルメントはWaters Corporation(NYSE: WAT)の子会社であり、熱分析、レオロジー、マイクロカロリメトリーに関する分析装置のトップクラスの製造業者です。アメリカ合衆国デラウェア州のニューカッスルに本社を置き、24か国に支店を展開しています。
連絡先:Ed Moriarty(国際マーケティング担当ディレクター)、302-427-1033または marketing@tainstruments.com