アメリカ合衆国デラウェア州ニューカッスル、 2016年9月14日 – ティー・エイ・インスツルメントトは、新しいステントグラフト試験装置DuraPulseを発表しました。 ステントグラフト試験装置ElectroForceは20年以上の長きにわたり、世界大手の血管医療機器メーカー様向けの拍動耐久性試験を加速する装置として信頼されています。 DuraPulse SGTは、ステントやステント付き心臓弁フレーム、大静脈フィルターなど心血管医療機器の脈動疲労試験に新たな基準を打ち立てます。
DuraPulse SGTには、モジュラー設計が採用されており、相互交換可能なマニホールドセット(12、8、6、4チューブ設定をご用意しています)が付いています。また、改良された流路が、利用できる最高の周波数とひずみの組み合わせを実現します。 新しいモジュラー設計のマニホールドにより、お客様は装置のジオメトリに基づいてマニホールドを交換でき、試験装置の性能を最適化できます。これにより、高周波数でより多くのサンプルを試験できるようになります。 新しいソフトウェアにより、セットアップとデータの取得を簡単に行っていただけます。また、ソフトウェアには直感的なチューブスキャン機能が搭載されています。
すべてのElectroForceシステムの心臓部には、特許取得済みの摩擦の無い電磁リニアモーターが採用されています。このモーターにより、何億サイクルも試験を実施することが可能となります。 ElectroForceシステムには、業界唯一の10年間モーター保証が含まれています。 新しいDuraPulse SGTを発表することで、ティー・エイ・インスツルメントは血管医療機器の疲労試験においてElectroForce SGTが世界中で業界をリードする技術であることを再確認しています。
ティー・エイ・インスツルメントの社長であるTerry Kellyはこのようにコメントしています。 「心血管医療機器の疲労試験において新たに一歩前進できたことを嬉しく思っています。 お客様には装置のモジュール方式、改善された性能、直感的な新しいソフトウェアからメリットを得ていただけると思っています。 新しいDuraPulse SGTは、引き続き重要な医療機器分野のための当社のソリューションを発展していく装置となります」
DuraPulse SGTは、心血管関連の製品ラインに追加されます。この製品ラインには、試験装置DuraPulse Heart Valve、9210 Drug Eluting Stent、ElectroForce 3330 Multi-specimen Fatigueが含まれます。これによりティー・エイ・インスツルメントは現在最も総合的な心血管疲労試験装置の製品ラインを展開することとなります。
ウォーターズコーポレーション(ニューヨーク株式市場: WAT)の子会社であるティー・エイ・インスツルメントは熱分析、レオロジー、マイクロカロリメトリーに関する分析装置のトップクラスの製造業者です。 アメリカ合衆国デラウェア州のニューカッスルに本社を置き、24か国に支社を持っています。
お問い合わせ: Ed Moriarty(ワールドワイドマーケティング、ディレクター) / 電話: 302-427-1033