アメリカ合衆国デラウェア州ニューカッスル、2019年1月8日:TA InstrumentsがARES-G2レオメーター向け最新型高感度圧力セルを発表。唯一無二のアクセサリーで、科学者は制御された大気圧および温度条件で高感度の粘弾性測定を実行できます。また、業界で初めて、複合環境における複合液体挙動に関する詳細情報を得ることができるようになりました。
材料のほとんどは大気中沸点近く、あるいはそれ以上の温度で処理または使用されています。この沸騰を抑えるには、高い大気圧をかけることが効果的な方法です。レオメーター向け加圧装置は比較的一般的に存在しますが、既存の装置は低粘度流体、特に材料の弾性、分散相をサポートする能力、産業への適合性や消費者の評価に重要なその他の特性を表す粘弾性特性を正確に判断できない機械ベアリングを採用しています。こうした条件は、石油回収や食品加工などの分野で特に重要です。
高感度圧力セルは、新作または既存のARES-G2レオメーターと統合することで、重要な測定を行う使いやすいシステムになります。製品管理担当副社長のRussell Ulbrichは、この発表を受けて「問題を素早く解決し、製品開発の精度を向上するには、正確な粘弾性測定が重要なことはお客様も理解しています。ARES-G2の業界トップの測定性能を難しい環境条件にも適応することができて、非常に嬉しく思っています。この測定結果によるインサイトの恩恵を受ける科学者は多いはずです」
TAインスツルメントはWaters Corporation(NYSE: WAT)の子会社であり、熱分析、レオロジー、マイクロカロリメトリーに関する分析装置のトップクラスの製造業者です。アメリカ合衆国デラウェア州のニューカッスルに本社を置き、24か国に支店を展開しています。
連絡先:David Bohnsack, TA Instruments Product Manager, Rheology, P: 302-427-1082 または marketing@tainstruments.com.
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