TAインスツルメントの優れたソフトウェアパッケージは革新的な技術を活用し、熱分析とレオロジーのための装置制御とデータ収集、データ分析、レポート作成を行います。直観的なユーザインタフェースにより、実験を簡単かつ効率的に設計できるだけでなく、実行中の測定と、データの表示・分析が容易に切り替えられます。
自動キャリブレーションルーチン、複数のキャリブレーションセット、リアルタイムに適用される試験方法の編集、ラボ間のデータと試験方法の共有など配慮の行き届いた機能が圧倒的な柔軟性を提供する一方、ワンクリック分析およびカスタムレポート作成が、生産性を飛躍的に引き上げます。
1つのソフトウェアパッケージは20以上の装置と50以上のアクセサリが制御できます。このユーザーフレンドリーなソフトウェアパッケージで実験の新規作成とデータ分析がシームレスに切り替えられます。TRIOSはグラフィカルなリボンツールバーとシンプルなユーザーインターフェイスを備えた直感的なデザインを提供します。これにより、初心者からベテランまで初めての操作でも最大の生産性を発揮できます。
- 装置制御とデータ分析のパッケージ統合により、複数のプログラムを学習する必要がなくなり、トレーニング時間を短縮し、効率を高めます。
- 共通インタフェースにより、ユーザーは全てのサポート装置を素早く習得できます。
- よく使われる機能がグラフィックリボンメニューに配置され、クリックするだけでクイック実行ができます。
ユーザーの希望通りに実験を設計し、データを分析します。専用のGo-Everywhere Licensingを利用して、ラボ、会社、家などどこでも試験手順を作成し、データを分析できます。データレビューと分析のために、別の部屋、異なる建物または世界中にいる同僚たちと自由にデータファイルを共有することができます。組み込まれた試験手順テンプレートから1つを選んでクイック実行するか、材料固有の要件に適するカスタムテストメソッドを作成することできます。
- レガシーTAインスツルメントフォーマットやtxt/CSVなど数多くのファイルフォーマットをネイティブサポートし、ユーザーの全ての履歴データを容易に比較できます。
- 保存されたTRIOS手順ファイルを共有し、試験方法を統一し、キャリブレーションを簡単にします。
- 装置のシグナルを監視し、個別の試験パラメータを修正したり、プロシージャステップを追加、削除または順番の調整をして、実行中でもリアルタイムに試験パラメータを変更できます。
- 下記の言語で利用可能:英語、ドイツ語、簡体中国語、日本語とロシア語
実験中でもリアルタイムにデータを分析する先進的で包括的なツールセットが利用できます。TRIOSに統合されている優れた万能な機能により、材料の挙動に関する実用的な情報を入手できます。
レポート
TRIOSレポート機能を利用して、プレゼン用のデータを簡単に用意できます。様々なデータファイルコンポーネントと対応するドラッグ&ドロップ要素を、使い慣れた文書作成環境へ挿入することにより、全ての実験データを明確かつ簡潔にフォーマットできます。作成したら、全てのフォーマットを任意のデータファイルに簡単に適用できます。調査結果を伝えるための分析と関連詳細内容の作成を自動化します。
管理図
1つのファイルで分析結果の保存とデータアーカイブからの追跡を簡単に実現できます。データの傾向を検出し、予期せぬ結果にフラグを立て、プロセスを中断せずに進められます。
分析ライブラリ
ルーチン分析を分析ライブラリに保存し、その後クリックするだけで適用し、ワークフローを合理化し、生産性を向上させます。分析テンプレートとして保存したデータを共有し、コラボレーション環境で正確なパラメータが使用されるようにします。
ユーザー変数
TRIOSデータファイルには、装置種別に基づくそれぞれの標準変数セットが含まれています。。必要な変数が利用できない場合、、ユーザー変数機能を使用して独自の変数を素早く作成し、必要な結果を取得します。
ユーザーモデル
TRIOSでユーザー独自の実験データにフィットする分析モデルを定義することできます。直観的なインタフェースにより数学関数と調整可能なフィットパラメータを完全に制御でき、TRIOSは方程式の解を求めます。カスタムモデルを保存し、今後の実験に速く適用できます。
「より短い時間でより多くの作業を完成する」というニーズが急増している中、独自のソリューションが求められます。効率向上を実現するために、TRIOSソフトウェアはユーザーのワークフローから手動で反復するプロセスを削除する機能を提供します。
AutoPilot
AutoPilotでソフトウェア機能の新たなパラダイムを体験し、装置*の可能性をフルに活用しましょう。AutoPilotは高性能なTRIOSソフトウェアを完全に自動化したプレミアム機能です。
AutoPilotを使用すると、ユーザーは、テスト方法からデータ分析やレポート生成まで、自動化されたルーチンをすばやく簡単に作成できます。これらのルーチンはローカルまたはグローバルな研究業務の運用と意思決定を合理化および標準化できます。品質管理から研究開発まで、あらゆるラボ環境で生産性とデータ精度の向上、およびトレーニング時間の短縮が可能になります。
*Discovery Hybrid Rheometer、Discovery DSCとDiscovery TGAで利用可能
インテリジェント分析
インテリジェント分析は優れた分析機能で、 DSC、TGAとSDTデータにおける転移を自動的に検出します。この完全自動分析エンジンを使用すると、熟練度の異なるユーザーが同じ精度の結果を得られるようになります。非常に複雑なサーモグラムの場合は、インテリジェント分析は、更なる分析と解釈のための信頼性の高い出発点となります。
バッチ処理
ボタンをクリックするだけで、反復タスクを実行します。バッチ処理は同時に複数のデータファイルにカスタムレポート作成や分析を適用して、効率よくデータ処理を実行し、また、人為的ミスを避けることができます。
ガイド形式のキャリブレーション
ガイド形式の指示とキャリブレーションファイルの自動分析機能を使用して、TRIOSで熱分析とレオロジー装置を簡単にキャリブレーションでき、厳しく管理されたラボ環境でも正確かつ精密なデータが得られます。
スケジューリング
実験の開始を予約し、無人操作を実現し、生産性を向上します。
- 装置検証とキャリブレーションを定期的に実行するようにスケジューリングし、装置の最高パフォーマンスを維持します。
- サンプルの長期安定性の研究において、個別の試験の開始を記憶しておく必要がありません。
- 週末やオフピーク時にルーチンタスクをスケジューリングし、装置の有用性を最大限に生かします。
*Discovery Hybrid Rheometer、Discovery DSCとDiscovery TGAで利用可能
包括的なデータエクスポートオプション(JSON対応)
TRIOS™は、さまざまなデータエクスポートオプションを提供しており、さまざまなデータ解析および管理システムとのシームレスな統合を実現します。従来の形式(テキスト(ASCII)、CSV、Excel)に加えて、TRIOSには強力なJSONエクスポート機能が新たに追加されました。
JSONエクスポート:将来的なデータ管理
- シームレスな統合: TRIOSデータをオープンスタンダードのJSON形式に変換し、プログラミングツール、データサイエンスのワークフロー、ラボシステム(例:LIMS)との統合を容易にします。JSONは以下で利用可能です:
- オプションで有効にすると、すべての保存時に自動的にエクスポート
- 手動エクスポートダイアログ
- 「LIMSに送信」機能の一部
- 「バッチ」処理ダイアログまたはコマンドラインから
- TRIOS AutoPilot内
- データの一貫性: 公開されているJSONスキーマを使用することで、一貫したデータ構造が確保され、コードを一度書けばすべてのデータファイルに普遍的に適用できます。
- Pythonライブラリ: オープンソースのPythonライブラリ、TA Data Kitを使用してデータの取り込みを簡素化し、コード例を通じてデータの力を活用する方法を学びましょう。
JSONエクスポートファイルに含まれる内容
- べての生データおよび処理済み結果データ。これにより、結果のプロット、解析、再処理、アーカイブが可能です。
- サンプルおよびオペレーターのメタデータ。これにより、結果を他のものと結び付け、データマイニングを可能にします。
- 構造化された手順。これにより、同様の結果を比較できます。
- 手作業で行った解析を含むすべての解析データ
- すべてのイベントデータを集約するログ
追加のエクスポート形式
- テキスト: データをプレーンテキスト形式でエクスポートし、読みやすさと基本的な解析を実現します。
- CSV: CSV形式を使用してスプレッドシートやその他のデータ操作ツールに簡単にインポートできます。
- Excel: データを直接Excelにエクスポートし、馴染みのある環境で包括的なデータ解析と可視化を行います。
注: JSONエクスポートはTRIOSバージョン5.8以降で利用可能です。
お客様とともに成長していくソフトウェアをご活用ください。AutoPilot’s自動化機能、Guardianによる強化されたデータセキュリティ、または高度な データ分析パッケージのいずれかが必要などのような場合でも、TRIOSは変化しつつあるビジネスニーズを満たすソリューションを提供します。
熱分析速度論
TRIOSには下記のTAインスツルメントの熱分析装置から取得したデータの特殊な分析を行うための優れたツールが含まれています。
- Discovery DSC(示差走査熱量計)
- Discovery TGA(熱重量分析装置)
- SDT(示差熱-熱重量同時測定装置DSC/TGA)
熱分析速度論パッケージは数多くのASTM規格(E537、E698、E1231、E1641、E2041、& E2070)に基づき、時間と温度に依存するプロセスの分析を可能にします。
この簡単で優れた機能を使用し、活性化エネルギー(Ea)、反応次数(n)、半減期(t1/2)のようなパラメータを決め、様々な実験条件における材料の挙動について確実な予測ができます。
レオロジーポリマーライブラリ
TRIOSレオロジーポリマーライブラリにより、周波数スイープデータから分子量と分子量分布を抽出できます。広く使われている汎用ポリマーに関連する全ての特性を含む内蔵データベースを使用し、材料についてより多くの知識が得られます。この情報は以下の場合に有益です。
- 重合反応の理解に役立ちます。
- ユニモーダル、バイモーダル、マルチモーダルといった分布の異なるグレードを区別します。
- 特定の分子量と分子量分布でポリマーを生成する条件を最適化します。
- レオロジーデータとメルトフロー特性の相関性を示します。
FTレオロジー
線形粘弾性領域におけるレオロジーテストは、材料固有の挙動を深く理解するのに役立ちます。線形粘弾性範囲を超えた大振幅振動せん断(LAOS)測定を用いて材料構造とプロセス特性に関する更なる洞察を得ることができます。このような実験ではレオメータから生のトルクと変位シグナルを収集します。FTレオロジー分析パッケージを使用して、複雑な材料の応答を分析し、実験データを実用的で意味のある見解に変換することができます。このパッケージにより、以下のことが可能です。
- 過渡データから線形と非線形材料応答を簡便に素早く定量化します。
- Pipkin図に使用される応力-ひずみ、応力-せん断速度リサージュプロットを再現、表示します。
- 周波数スペクトルで基本波と高調波を抽出し、基本波に対する高調波の比強度をプロットします。
- 更なる評価のために、基本周波数データと高調波データを振動テストパラメータ(ひずみ、周波数、時間または温度)の関数として再変換します。 関連する全ての非線形レオロジーパラメータを計算します:Chebyshev多項式係数、最小・最大ひずみ弾性率(G’M、G’L)、最小・最大速度動的粘度 (η’M,、η‘L)、硬化 (S) 率と増粘(T) 率
- 使いやすさ
-
1つのソフトウェアパッケージは20以上の装置と50以上のアクセサリが制御できます。このユーザーフレンドリーなソフトウェアパッケージで実験の新規作成とデータ分析がシームレスに切り替えられます。TRIOSはグラフィカルなリボンツールバーとシンプルなユーザーインターフェイスを備えた直感的なデザインを提供します。これにより、初心者からベテランまで初めての操作でも最大の生産性を発揮できます。
- 装置制御とデータ分析のパッケージ統合により、複数のプログラムを学習する必要がなくなり、トレーニング時間を短縮し、効率を高めます。
- 共通インタフェースにより、ユーザーは全てのサポート装置を素早く習得できます。
- よく使われる機能がグラフィックリボンメニューに配置され、クリックするだけでクイック実行ができます。
- 柔軟性
-
ユーザーの希望通りに実験を設計し、データを分析します。専用のGo-Everywhere Licensingを利用して、ラボ、会社、家などどこでも試験手順を作成し、データを分析できます。データレビューと分析のために、別の部屋、異なる建物または世界中にいる同僚たちと自由にデータファイルを共有することができます。組み込まれた試験手順テンプレートから1つを選んでクイック実行するか、材料固有の要件に適するカスタムテストメソッドを作成することできます。
- レガシーTAインスツルメントフォーマットやtxt/CSVなど数多くのファイルフォーマットをネイティブサポートし、ユーザーの全ての履歴データを容易に比較できます。
- 保存されたTRIOS手順ファイルを共有し、試験方法を統一し、キャリブレーションを簡単にします。
- 装置のシグナルを監視し、個別の試験パラメータを修正したり、プロシージャステップを追加、削除または順番の調整をして、実行中でもリアルタイムに試験パラメータを変更できます。
- 下記の言語で利用可能:英語、ドイツ語、簡体中国語、日本語とロシア語
- 高速処理
-
実験中でもリアルタイムにデータを分析する先進的で包括的なツールセットが利用できます。TRIOSに統合されている優れた万能な機能により、材料の挙動に関する実用的な情報を入手できます。
レポート
TRIOSレポート機能を利用して、プレゼン用のデータを簡単に用意できます。様々なデータファイルコンポーネントと対応するドラッグ&ドロップ要素を、使い慣れた文書作成環境へ挿入することにより、全ての実験データを明確かつ簡潔にフォーマットできます。作成したら、全てのフォーマットを任意のデータファイルに簡単に適用できます。調査結果を伝えるための分析と関連詳細内容の作成を自動化します。管理図
1つのファイルで分析結果の保存とデータアーカイブからの追跡を簡単に実現できます。データの傾向を検出し、予期せぬ結果にフラグを立て、プロセスを中断せずに進められます。
分析ライブラリ
ルーチン分析を分析ライブラリに保存し、その後クリックするだけで適用し、ワークフローを合理化し、生産性を向上させます。分析テンプレートとして保存したデータを共有し、コラボレーション環境で正確なパラメータが使用されるようにします。
ユーザー変数
TRIOSデータファイルには、装置種別に基づくそれぞれの標準変数セットが含まれています。。必要な変数が利用できない場合、、ユーザー変数機能を使用して独自の変数を素早く作成し、必要な結果を取得します。
ユーザーモデル
TRIOSでユーザー独自の実験データにフィットする分析モデルを定義することできます。直観的なインタフェースにより数学関数と調整可能なフィットパラメータを完全に制御でき、TRIOSは方程式の解を求めます。カスタムモデルを保存し、今後の実験に速く適用できます。 - 自動化
-
「より短い時間でより多くの作業を完成する」というニーズが急増している中、独自のソリューションが求められます。効率向上を実現するために、TRIOSソフトウェアはユーザーのワークフローから手動で反復するプロセスを削除する機能を提供します。
AutoPilot
AutoPilotでソフトウェア機能の新たなパラダイムを体験し、装置*の可能性をフルに活用しましょう。AutoPilotは高性能なTRIOSソフトウェアを完全に自動化したプレミアム機能です。
AutoPilotを使用すると、ユーザーは、テスト方法からデータ分析やレポート生成まで、自動化されたルーチンをすばやく簡単に作成できます。これらのルーチンはローカルまたはグローバルな研究業務の運用と意思決定を合理化および標準化できます。品質管理から研究開発まで、あらゆるラボ環境で生産性とデータ精度の向上、およびトレーニング時間の短縮が可能になります。
*Discovery Hybrid Rheometer、Discovery DSCとDiscovery TGAで利用可能
インテリジェント分析
インテリジェント分析は優れた分析機能で、 DSC、TGAとSDTデータにおける転移を自動的に検出します。この完全自動分析エンジンを使用すると、熟練度の異なるユーザーが同じ精度の結果を得られるようになります。非常に複雑なサーモグラムの場合は、インテリジェント分析は、更なる分析と解釈のための信頼性の高い出発点となります。バッチ処理
ボタンをクリックするだけで、反復タスクを実行します。バッチ処理は同時に複数のデータファイルにカスタムレポート作成や分析を適用して、効率よくデータ処理を実行し、また、人為的ミスを避けることができます。
ガイド形式のキャリブレーション
ガイド形式の指示とキャリブレーションファイルの自動分析機能を使用して、TRIOSで熱分析とレオロジー装置を簡単にキャリブレーションでき、厳しく管理されたラボ環境でも正確かつ精密なデータが得られます。
スケジューリング
実験の開始を予約し、無人操作を実現し、生産性を向上します。
- 装置検証とキャリブレーションを定期的に実行するようにスケジューリングし、装置の最高パフォーマンスを維持します。
- サンプルの長期安定性の研究において、個別の試験の開始を記憶しておく必要がありません。
- 週末やオフピーク時にルーチンタスクをスケジューリングし、装置の有用性を最大限に生かします。
*Discovery Hybrid Rheometer、Discovery DSCとDiscovery TGAで利用可能
- データイ
-
包括的なデータエクスポートオプション(JSON対応)
TRIOS™は、さまざまなデータエクスポートオプションを提供しており、さまざまなデータ解析および管理システムとのシームレスな統合を実現します。従来の形式(テキスト(ASCII)、CSV、Excel)に加えて、TRIOSには強力なJSONエクスポート機能が新たに追加されました。
JSONエクスポート:将来的なデータ管理
- シームレスな統合: TRIOSデータをオープンスタンダードのJSON形式に変換し、プログラミングツール、データサイエンスのワークフロー、ラボシステム(例:LIMS)との統合を容易にします。JSONは以下で利用可能です:
- オプションで有効にすると、すべての保存時に自動的にエクスポート
- 手動エクスポートダイアログ
- 「LIMSに送信」機能の一部
- 「バッチ」処理ダイアログまたはコマンドラインから
- TRIOS AutoPilot内
- データの一貫性: 公開されているJSONスキーマを使用することで、一貫したデータ構造が確保され、コードを一度書けばすべてのデータファイルに普遍的に適用できます。
- Pythonライブラリ: オープンソースのPythonライブラリ、TA Data Kitを使用してデータの取り込みを簡素化し、コード例を通じてデータの力を活用する方法を学びましょう。
JSONエクスポートファイルに含まれる内容
- べての生データおよび処理済み結果データ。これにより、結果のプロット、解析、再処理、アーカイブが可能です。
- サンプルおよびオペレーターのメタデータ。これにより、結果を他のものと結び付け、データマイニングを可能にします。
- 構造化された手順。これにより、同様の結果を比較できます。
- 手作業で行った解析を含むすべての解析データ
- すべてのイベントデータを集約するログ
追加のエクスポート形式
- テキスト: データをプレーンテキスト形式でエクスポートし、読みやすさと基本的な解析を実現します。
- CSV: CSV形式を使用してスプレッドシートやその他のデータ操作ツールに簡単にインポートできます。
- Excel: データを直接Excelにエクスポートし、馴染みのある環境で包括的なデータ解析と可視化を行います。
注: JSONエクスポートはTRIOSバージョン5.8以降で利用可能です。
- シームレスな統合: TRIOSデータをオープンスタンダードのJSON形式に変換し、プログラミングツール、データサイエンスのワークフロー、ラボシステム(例:LIMS)との統合を容易にします。JSONは以下で利用可能です:
- Add-ons
-
お客様とともに成長していくソフトウェアをご活用ください。AutoPilot’s自動化機能、Guardianによる強化されたデータセキュリティ、または高度な データ分析パッケージのいずれかが必要などのような場合でも、TRIOSは変化しつつあるビジネスニーズを満たすソリューションを提供します。
熱分析速度論
TRIOSには下記のTAインスツルメントの熱分析装置から取得したデータの特殊な分析を行うための優れたツールが含まれています。- Discovery DSC(示差走査熱量計)
- Discovery TGA(熱重量分析装置)
- SDT(示差熱-熱重量同時測定装置DSC/TGA)
熱分析速度論パッケージは数多くのASTM規格(E537、E698、E1231、E1641、E2041、& E2070)に基づき、時間と温度に依存するプロセスの分析を可能にします。
この簡単で優れた機能を使用し、活性化エネルギー(Ea)、反応次数(n)、半減期(t1/2)のようなパラメータを決め、様々な実験条件における材料の挙動について確実な予測ができます。
レオロジーポリマーライブラリ
TRIOSレオロジーポリマーライブラリにより、周波数スイープデータから分子量と分子量分布を抽出できます。広く使われている汎用ポリマーに関連する全ての特性を含む内蔵データベースを使用し、材料についてより多くの知識が得られます。この情報は以下の場合に有益です。- 重合反応の理解に役立ちます。
- ユニモーダル、バイモーダル、マルチモーダルといった分布の異なるグレードを区別します。
- 特定の分子量と分子量分布でポリマーを生成する条件を最適化します。
- レオロジーデータとメルトフロー特性の相関性を示します。
FTレオロジー
線形粘弾性領域におけるレオロジーテストは、材料固有の挙動を深く理解するのに役立ちます。線形粘弾性範囲を超えた大振幅振動せん断(LAOS)測定を用いて材料構造とプロセス特性に関する更なる洞察を得ることができます。このような実験ではレオメータから生のトルクと変位シグナルを収集します。FTレオロジー分析パッケージを使用して、複雑な材料の応答を分析し、実験データを実用的で意味のある見解に変換することができます。このパッケージにより、以下のことが可能です。- 過渡データから線形と非線形材料応答を簡便に素早く定量化します。
- Pipkin図に使用される応力-ひずみ、応力-せん断速度リサージュプロットを再現、表示します。
- 周波数スペクトルで基本波と高調波を抽出し、基本波に対する高調波の比強度をプロットします。
- 更なる評価のために、基本周波数データと高調波データを振動テストパラメータ(ひずみ、周波数、時間または温度)の関数として再変換します。 関連する全ての非線形レオロジーパラメータを計算します:Chebyshev多項式係数、最小・最大ひずみ弾性率(G’M、G’L)、最小・最大速度動的粘度 (η’M,、η‘L)、硬化 (S) 率と増粘(T) 率
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